上田が日本新!2大会連続の五輪出場決めた

[ 2012年4月7日 06:00 ]

<競泳日本選手権 女子100M自由形決勝>優勝で五輪出場を決めた上田春佳は表彰台でバンザイ

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権第5日

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 女子100メートル自由形は、上田が自身の持つ日本記録を0秒33上回る54秒00で派遣標準記録を突破し、2大会連続の五輪出場。「ホッとしています」と笑顔を見せた。

 04年アテネ五輪選考会で導入されて以降、派遣標準記録を突破した女子自由形短距離の選手は初。「(個人で)初めて派遣標準を切れたのはうれしい」と喜びに浸ったエースは、女子400メートルリレーの派遣標準記録突破にも貢献した。

 発奮材料があった。指導を受ける平井コーチの下で、背泳ぎの寺川綾、バタフライの加藤ゆかとともに練習し、「五輪で一緒に泳ぎたい」と誓い合ってきた。寺川は100メートル背泳ぎ、加藤は100メートルバタフライで日本新記録をマークして優勝。友人2人に続いて上田も日本新記録で五輪切符を手にした。女子400メートルメドレーリレーのメンバー入りも確実視される。「リレーのアンカーが上田では心配だ、とならないように頑張る」と、さらなる成長を誓った。

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2012年4月7日のニュース