“夜”の方がタチはいい 日没からが本番!!指4・5本級も

[ 2020年9月13日 07:32 ]

良型のタチウオを抜き上げた筆者
Photo By スポニチ

 【真説フィッシング】当たりから掛けるまでの駆け引きが楽しいタチウオ。静岡県沼津湾では夜釣りで好調に釣れだした模様。常勝丸から狙ってきた。(芝 真也)

 高水温のせいか今季は1カ月ほど遅れて模様が出てきた沼津湾の“夜タチ”。

 「当たりは多くなってきました。納涼がてらのんびりと楽しんで下さい」と常勝丸・鈴木茂船長。午後5時に7人の釣り人を乗せて出船。航程5分ほどの水深65メートルのポイントにアンカーが下ろされ、船が安定したところで「やってみましょう。明るいうちは55~45メートルの間を探って下さい。日が沈んで暗くなってくれば40メートルより上で当たりが出てくると思います」と船長の合図でスタート。

 筆者はオモリ80号の片天ビンに、ハリス8号2メートル、チモトにケイムラパイプをかぶせた1本バリ仕掛けで挑んだ。付け餌はサンマの切り身。脂と匂いで集魚効果が強く、身が柔らかいので食い込みが良いタチウオの大好物。餌の中心にハリの軸が通るように3回縫い刺し、餌をしっかり装着して投入。船長の指示するタナの間をシャクリながら探っていった。

 日が出て明るい時間帯は、タチウオの群れが回遊してきていなかったのか、当たりは訪れなかったが、太陽が沈みかけ辺りがうす暗くなってくると、タチウオからのシグナルが訪れ始めボツボツと取り込む姿が見られるようになってきた。

 最初に当たりが多かったのは40~45メートル付近。当たりが遠くなってきたら、上の方を探っていくと、復活してくる。時間が過ぎるにつれて当たりダナがどんどん高くなる感じ。午後8時ごろになると、20メートルより上で活発に当たりが訪れるようになり、船の明かりに寄ってきた小イカをタチウオが捕食するシーンも見られた。

 25メートルまで仕掛けを落とし、50センチ幅で上にシャクリ上げてくると、8~15メートルの間で、コンッと明確なシグナルや、フッと竿先にオモリより重たい感じのするモタレなど当たり方はいろいろなのもタチウオらしさ。ここから掛けるまでの駆け引きが楽しい部分。最初の当たりをキャッチしたら、止めないで30センチ幅の小さなシャクリで誘い上げてくるとグググーッ!強い引き込み。ここで、しっかりと合わせを入れるとヒット。このパターンで指3本幅のレギュラーサイズ6連チャンゲット。この後も、タチウオからのアタックは続き、12メートル付近で重量感たっぷりの強い引きを見せ上がってきたのは、指4・5本幅級の良型。タチウオとの駆け引きを、存分に堪能できた。

 水温が下がってくるこれからは、群れがまとまり、さらに釣りやすくなる。冬場までロングランに狙える。

 ○…集魚効果のある水中ライト。色によって、当たりの数が変わり、釣果に差が出ることもあるので、数種類用意して出掛けよう。また、潮が澄んでいる時は、つけない方が当たりが多いこともある。いろいろと試して釣果アップを狙っていただきたい。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、沼津・常勝丸=(電)055(941)3163。午後4時30分集合。乗合料金1万円(付け餌、氷付き)。予約乗合。

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