友釣りは秋が本番 11月いっぱいまで好機“一雨”待つ

[ 2020年9月4日 07:15 ]

筆者も良型アユを釣り上げた
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 【2020アユ】7月は大雨、8月は大渇水と今季は苦戦が続いていたが、天然遡上(そじょう)アユが多い川では秋季にこそ数も型も狙える。静岡・興津川の友釣りは、まだまだ中盤戦である。(スポニチAPC 恩田 誠)

 興津川は静岡市清水区を流れる中河川。水がきれいなこと、遡上アユが豊富なこと、入川しやすいことなど、アユの友釣りのために存在するような川だ。

 東日本では最も早く解禁するが、海からどんどんアユが上ってくるため、9月に入っても魚影は少しも減っていない。ただし、大渇水が続いているためか、群れアユは多いものの追い気のある魚は少ない。大半の釣り人の願いは「一雨欲しい!」であろう。

 上流の魚止めから河口付近まで、ほぼ全川がアユ釣りのポイントだが、今の時季は水温が少し低めの中流域が魚の動きは良いようだ。「山ひこ橋」から「高瀬出合」までに地元の釣り人の大半が集まる。とはいえ、コロナ禍もあって遠来の客が少ないので、どこでもゆったりと竿が出せる。各所に駐車スペースがあって移動が容易なので、ポイント探しに苦労することはない。

 この川には急流は少なく、また淵も少ないので、早瀬、チャラ瀬、トロ瀬がメインの釣り場になる。ただし、ここ数年は砂がたまっている場所も多くなっているので、川底の状態はしっかり確認したい。

 好場所に見える早瀬は土用隠れ状態で追いはかなり悪いため、流れの際(アシの下など)を探りたい。それも、同じ場所では数が伸びないので「足で稼ぐ」必要がある。

 今回は「山ひこ橋」下流と、「高瀬出合」下の2カ所で竿を出してみた。前者では、オトリ店経営の石垣一至さん(70=静岡市)のアドバイスで早瀬のキワを狙った。まずまず楽しめたが、確保した野アユを持って下流部の大石周りを狙って撃沈した。

 翌日は、後者のチャラ瀬でアユの大群を発見したので、泳がせ釣りで狙ったものの掛かりは悪かった。一方、瀬肩のトロ瀬をじっくり「待ち釣り」で粘っていた地元のベテランは順調に数を伸ばしていた。

 「一雨欲しい」と願うと台風による大雨で釣り不能となってしまうが、この川は11月いっぱいまで友釣りが楽しめるので、チャンスはまだ数多くある。

 遡上の多い興津川の友釣りは、これから佳境を迎えるのである。

 ▼釣況・オトリ いしがき小屋(但沼大橋西詰)=(電)054(393)1117。日釣り券1500円、年券7000円、オトリ1匹600円。交通は新東名高速を新清水ICで降り国道52号を興津市街に進む。但沼交差点(ICから約6キロ)が各所への目安。

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