流経大柏 初戦突破!GPS機器導入で“ライプチヒ流”ハイプレス意識

[ 2019年1月3日 05:30 ]

第97回全国高校サッカー選手権2回戦   流通経大柏2―1徳島市立 ( 2019年1月2日    フクアリ )

<徳島市立・流通経大柏>後半20分、絶妙なトラップからゴールを決める流通経大柏・熊沢(中央)(撮影・西海健太郎)
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 雪辱に燃える強豪が苦しみながらも初戦を突破した。後半16分にカウンターで先制を許し0―1。だが、同20分にゴール前の混戦からMF熊沢が右足でネットを揺らすと、同31分にも熊沢がPKを冷静に沈めて逆転した。習志野高時代を含め全国高校総体を3度、選手権1度の優勝を誇る名将・本田監督は「毎回のことで初戦は五分五分。試合の入り方はウチらしくまあまあだったが、ウチらしく得点がない。決めないといけないシーンがいくつかあった」と振り返った。

 昨年は07年度大会以来の優勝に王手をかけたが、前橋育英に敗れ涙をのんだ。指揮官は今年7月の全国高校総体後に渡欧し、ドイツ1部のライプチヒ、日本代表FW南野拓実のオーストリア1部ザルツブルクのユースチームを視察。ユースでもGPS機器を装着して練習し、その日の走行距離やボールタッチ数をデータ化する最新の強化システムに感銘を受けた。帰国後、約3万円のGPS機器を15台購入。「30〜40試合はデータを測った。やはり、内容の良い試合は数字が良いし、悪い試合は良くない」と測定したデータから強化ポイントを探し、練習に落とし込んだ。

 もちろんこの日も選手はGPS機器を装着してプレー。本田監督は「今日はどうでしたか?走れていたように見えましたか?」と逆質問し、「今の子供たちは数字に敏感。これからはデータの時代になると思う」と続けた。ライプチヒ流のハイプレスサッカーは健在。そこに最新テクノロジーを加え大会制覇に挑む。

 ▽サッカーにおけるGPS機器 選手の試合中の走行距離や、心拍数などの状態を計測する。メーカーによって異なるが、スポーツブラジャーのように胸に装着して使用するタイプが多い。欧州やJリーグなどのクラブやナショナルチームが導入しており、日本代表も取り入れている。

 ▼徳島市立FW岡 ゴールで河野先生(監督)に恩返しができてよかった。でも、先生を勝たせてあげたかった。

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