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父はガーナ人 矢板中央1メートル90FW望月 2点に絡み勝利貢献

[ 2019年1月3日 05:30 ]

第97回全国高校サッカー選手権2回戦   矢板中央2―1日章学園 ( 2019年1月2日    ニッパツ )

<矢板中央・日章学園>前半20分、ゴールを決め喜ぶ矢板中央・望月(左から3人目)(撮影・小海途 良幹)
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 かつて帝京で全国制覇を果たした名将・古沼貞雄氏がアドバイザーを務める矢板中央が、教え子の早稲田監督が指揮する日章学園に競り勝った。チームに勢いをもたらしたのは、ガーナ人の父を持つ1メートル90の大型FW望月。前半20分の先制弾に加え、後半16分にもドリブル突破からPKを獲得するなど2得点に絡み「夏までケガなどで期待に応えられなかったが、最後の大舞台で大きな結果を出せた」と笑みをこぼした。

 前回大会もチームは4強入りしたが、望月自身は「ほとんど前半で交代させられ、内容もふがいなく後悔しかなかった」と振り返る。メンタル面を見直すなど努力も実って選手権初ゴール。将来は海外でのプレーを夢見る大器は「優勝を目指すチームに貢献したい」と力を込めた。

 ▼日章学園早稲田監督 相手の高さを意識しすぎた。我々のサッカーをやらせてもらえなかったのではなく、我々自身ができなかった。

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2019年1月3日のニュース