高田文夫氏 衝撃の「フライデー襲撃事件」を回顧 ニュースで知った妻の一言に「あれは名言だよ」

[ 2024年3月15日 19:49 ]

放送作家の高田文夫氏
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 放送作家の高田文夫氏(75)が15日に更新されたYouTubeチャンネル「みんなのテレビの記憶」にゲスト出演。昭和の芸能史を揺るがせた「フライデー襲撃事件」にまつわるエピソードを披露した。

 「フライデー襲撃事件」とは1986年12月9日、ビートたけしとたけし軍団のメンバーが、たけしの交際相手(当時)に対する写真週刊誌「フライデー」の行き過ぎた取材に腹をたて、発行元の講談社を襲撃。編集者にケガを負わせるなどして、たけしをはじめ12人が逮捕された。

 当時、たけしと行動を共にすることが多かった高田氏は、その夜も都内で一緒にグラスを傾けていたという。「ちょっとヤバイなってオレなりに分かったんだよね」と異変を察知した高田氏は「週刊誌とケンカしてもしょうがないんだからさ」と、なだめたものの、たけしは「アタマにくるんだよな」とイラ立ちを隠さない。翌日仕事のあった高田氏は「バカなことしない方がいいよ」と言い残して、先に店を出て、家路についた。

 そして翌朝、妻の言葉で事件の一報を知ることに。「グーグー寝てたら、6時過ぎにカミさんがさ、“ちょっとあんた、テレビつけてって”。で、見たら、たけし逮捕って書いてるんだよ」。たった6時間前まで一緒に飲んでいた相手が、軍団を引き連れ、襲撃し、逮捕して、全国ニュースのトップで取り上げられる怒涛の展開。「そしたら、うちのカミさんが“たけちゃんは仕事が早い”だって。あれは名言だよ」と30年以上前の光景を思い出し、笑っていた。

 

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