Sexy　Zone改名へ グループ名を理由に海外での活動難しく　中島健人「ポジティブな決断」

5日午前、ジャニーズ事務所の看板撤去作業が始まった（撮影・塩野　遥寿）
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　Sexy　Zoneが5日、ファンクラブサイトを通じ、グループ名を変更することを明らかにした。ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受けて、すでに「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」が名称を変えることを発表しているが、「ジャニーズ」の名を冠していないグループは初めて。突然の表明に、ファンの間には驚きと戸惑いの声が広がった。

　中島健人（29）はファンクラブサイトの動画で「今までも国外で活動しにくいことがあった。僕たちの未来を考えてポジティブな決断です」と意図を説明。メンバーは4年ほど前から変更については考えていたといい、菊池風磨（28）は「一連の騒動の前から海外で仕事が決まりにくいことがあった。ここでさらにグレードアップしていこうと」と話した。過去に出演したバラエティー番組では「中国の新聞で“性感帯”と訳されたことがある」というエピソードを明かしていた。このタイミングだけに、性加害問題と無関係ではないとみられる。佐藤勝利（26）は「これまでの活動は素晴らしかったし、一気に海外志向になるわけではない」と語った。

　Sexy　Zoneは2011年にデビュー。グループ名にはジャニー氏の「男はセクシーでないといけない」という思いがこめられた。デビュー曲のタイトルは「Sexy　Zone」で、中島は「セクシーサンキュー」など、グループ名にちなんだトークを展開。ファンネーム「Sexy　Lovers」にも影響がありそうだ。

　新たなグループ名がどのような形で決まるかなどは明らかになっていない。動画のラストはメンバー全員で「以上、まだSexy　Zoneでした！」と笑顔で結んだ。