デーブ・スペクター氏　「失敗」と“NGリスト”のジャニ会見をバッサリ！3度目は「危機管理上良くない」

デーブ・スペクター氏
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　放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が6日放送のTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に出演。創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が2日に東京都内で開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があったとされる問題について語った。

　リストには6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合（旧統一教会）問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏ら、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。

　デーブ氏は「これは失敗なんですよ」と言い切った。「2回目の会見は補償問題など具体的だったのに…」と内容は良かったと話しながらも「この件に全て持ってかれてしまった。残念なのは新会社の名前は言ってないんですよ。今回は後味が悪く、また会見やるのかってなっちゃうので、もう一回あるのかなと思いますけど危機管理上良くない」と説明した。

　「会見では厳しい質問する人もいると思います」と口にした上で「これ以上、旧ジャニーズにとって不利なことはないですよ。もう少し具体的な仕切り方を指導してもよかった。具体的にフリップなどで新会社を説明した方が良い」と提言した。

　米国に本社がある外資系企業「FTIコンサルティング」の介入は要らなかったという。さらに2時間制というのも無理があったと口にした。「外資系企業には日本人社員もいるでしょうが、把握してないし、こんな癖のあるジャーナリストたちのことを知らないですよ」と語った。