舛添要一氏　会見NGリストに苦言「その背後に国民がいると考えると…NG記者リストは絶対にNG」

舛添要一氏
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　前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏（74）が5日、自身のSNSを更新し、記者会見でのNGリストについて自身の見解を語った。

　「記者会見、質問される側からすると、腹が立つような品格のない質問をする記者がいる。しかし、その背後に国民がいることを考えると、NG記者リストを作ることは絶対にNGである」と投稿。2日にジャニーズ事務所が開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があった問題に関連してのコメントとみられる。

　さらに舛添氏は「政策の説明をしても質問すらできない記者よりも、質問する記者の方がまだましだ」と、自身の経験談から指摘。まあ「答弁側からの逆質問も許すべきではないか」と、会見の場でのコミュニケーションについても持論を語った。

　ジャニーズ事務所の会見で存在が明らかになったNGリストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認め、謝罪した。