谷口キヨコ 喉耳に異変…疲れは酷使してる所に現れる!治癒にも“時短”求めてしまうけど…

[ 2023年9月26日 15:30 ]

りんごの真っ赤をみても癒される…「こんなに赤いんや」って…
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 【谷口キヨコのごきげん!? SOLOライフ】先週、まず声が出なくなり、その後左耳が聞こえにくくなりました(涙)。

 耳喉だけではなく、少々体調不良を感じていたので、前回のコラムにも書いた大谷選手メソッド(←と、いうほどのことではないですが)で、とにかくたっぷり寝たんです。

 それで何とかしんどいことからは脱出して復調したかのように思ったのですが…。

 生放送してるうちに声がかすれてきて、ついにはほぼ出なくなる!という最悪の事態に。皆さま、ほんまにご迷惑おかけしました。

 その時のゲストが声のスペシャリスト=ゴスペラーズさんだったので、応急処置のやり方を教えてもらい、ご自分たちがなめなめしていた飴ちゃんをためらいながらも頂きました。封が開いてた、つまり新品じゃないものを人様に差し上げるのは申し訳ないとためらう常識人なゴスペラーズさんたち。そんなこと、飴ちゃんがコミュニケーションツールの関西人は気にしません。ただただ感謝、おおきにゴスペラーズ、神! ありがとうございました。

 あとはしゃべらないことが一番なんですが…。そんな日に限ってお仕事がいっぱい…。そのあとも、めーっちゃしゃべりまくって帰宅。その日の夜は久々に家でもマスクしてました。

 しかし…マスクだけで良くなるわけありません。喉の調子は良くならない…。で、その二日後の朝、今度は「アレ?左耳聞こえてへん」となったわけです。そんな予感はしてたんです。だって体はしんどくないのに、どんどん声が出なくなるっておかしいやん!自分が酷使しているところに現れるんですよ、疲れは。分かっているのに、過信しちゃうんですよねぇ。

 すぐに耳鼻咽喉科に行って診てもらいますと「喉はいつもの使いすぎとストレス、それと超乾燥。耳は…中耳炎ですよ」と、先生は仰いました。

 「ちゅ、中耳炎!? 幼稚園以来です。大人もなるんですか?」と完全にパニクったワタシに、先生はPC見ながら「カンケイナイネ、オトナモナルネ」と、急に外国人みたいなフィーリングで診断をくだしたのです。今は、一日二回、点耳薬を耳に滴しこむという苦行をやってます。それ以外は「そこそこの安静」だけが治す道で、ドラムと卓球はお預けです。

 ほんまは耳と喉を治すには『日にち薬』が一番なんですね。日にちをかけて焦らずゆったりとした気持ちで治す。体の自然治癒力を信じて、その代わり無理をしない。極端に言えば点耳薬を使わなくても、そうやって暮らしていれば治ってゆくものだと思うのです(この程度のことなら、ですよ)。

 でも、忙しいとか仕事があるとかで、わたしたちは薬を求めてしまいます。つまり、本当に体が何を求めているか、薄々気づいているのに、知らんぷりや分かってないふりをして、不具合を治すことにも時短を求めてしまっているような気がするんです。

 『日にち薬』。時間を体調不良の味方につけて、節制しながら復調させる。これも、自分の体を不具合から具合良い感じに戻す、ということ。やっぱり何かを加える(例えば、注射や薬)のではなく、休息をとる、ゆっくりするということが体のためには一番良いのですよね。

 時間をかけて傷んでしまった体は時間をかけないと復調しない。心にも同じことが言えるもんなぁ。

 毎日の暮らし、どう生きるか、どう時間を過ごし、生活するか。これが一番大切で、丁寧に大切に生きてると、わたしみたいな体調不良にはならないんだろうな。体を心を、自分を大切にしようと思います。

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