テレ朝、ジャニーズ問題で物議の番組「裸の少年」　10・2会見の内容次第で「リニューアルの可能性ある」

テレビ朝日
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　テレビ朝日の定例社長会見が26日、都内の同局本社で行われ、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長（2019年死去）による性加害問題について触れ、物議をかもしている同局のバラエティー「裸の少年」について、「リニューアルの可能性」に触れた。

　国際的にも問題となっている性加害問題。外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書を受け、事務所側は7日に会見を行い、再建へ向け藤島ジュリー景子社長の退任と、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表した。会見直後、テレビ朝日は公式サイトを通じ「ジャニーズ事務所所属タレントの出演につきましては、タレント自身に問題があるとは考えておりません。これまで通り番組の企画内容などを踏まえ、ご出演頂きたいと考えております」と、起用を継続すると発表。一方で、所属タレントを広告に起用している企業が次々と契約期間終了後には更新を行わないと発表するなど、スポンサーのジャニーズ離れが進んでいる。

　同局は、2001年4月から、東西の次世代ジャニーズJr.による「裸の少年」を放送している。性加害問題を受け、この番組名が「裸の少年とかジャニーズ関連の名前の付け方ひどい」と物議をかもしていた。番組名について、同局が開催した10月期改編説明会の中で「タイトルは、番組の企画内容をベースに総合的に判断しているもの」と説明し「現状、変更する予定はございません」と報告していた。

　この日の会見で、西新常務は「現状タイトルの変更の予定はない」と改めて説明。その上で、10月2日に同事務所が新体制を発表することに触れ「2日に様々な発表があって、その状況を見て、企画をリニューアルなどをする可能性はあります」と、変更する可能性もあると説明した。