葵わかな、体調回復　主演舞台「アナスタシア」復帰　キャストに体調不良相次ぎ心配の声続々

＜ミュージカル「アナスタシア」プレスコール・初日前会見＞プレスコールで歌う葵わかな
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　ミュージカル「アナスタシア」の公式サイトは26日、体調不良を訴えていた主演女優・葵わかな（25）が、この日の公演から復帰すると発表した。一方、リトルアナスタシア役の内夢華、グレブ役の田代万里生が体調不良のため休演すると報告した。

　今月12日に初日を迎えた「アナスタシア」。2020年の日本初公演時には、新型コロナウイルスの影響で公演の大半が中止となり、葵は今回のリベンジ公演に際し「私的には決まる前から絶対やりたいと思っていた。私の中では半分以上決定事項だった」と、並々ならぬ決意を語っていた。

　そんな中、葵は体調不良を訴え、23日と24日の2公演を休演。24日の公演後にはアフタートークが予定されていたが、Wキャストの木下晴香が代役を務めていた。

　葵は、26日の昼公演から復帰すると発表。ファンからは歓喜の声と回復を喜ぶ声が上がった。

　一方で、同公演回のリトルアナスタシア役で出演を予定していた内夢華が、体調不良で休演。同役トリプルキャストの鈴木蒼奈が代役を務める。19日にはリリー役の朝海ひかるが体調不良を訴え休演となるなど、相次ぐキャストの体調不良には心配の声が寄せられた。

　舞台は帝政ロシア崩壊後の「アナスタシア伝説」にもとづいた物語で、アカデミー賞も受賞した同名アニメに着想を得た。ミュージカルは17年の世界初演から好評を博した。日本では20年3月1日より全52回の公演が予定されていたが新型コロナウイルスの感染拡大により、わずか14回の上演にとどまっていた。