富栄ドラム 「VIVANT」でセリフないのに「監督がこのセリフ明日までに覚えてこいと」 真意に感謝

[ 2023年9月26日 13:58 ]

ドラをたたく富栄ドラム(撮影・西海健太郎)
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 元力士で俳優の富栄ドラム(31)が26日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。今夏大きな話題となったTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)の舞台裏を語った。

 エージェントとして公安刑事・野崎(阿部寛)をサポートする「ドラム」を演じて大ブレークした。劇中でドラムは一切声を発することなく、翻訳機を使って会話を展開。声優・林原めぐみの音声と愛らしい表情で感情を伝えた。

 17日の最終回放送後、参加していたファンミーティングで、ファンに向け“初めて”自身の声で感謝。地声を披露していたが、この日はテレビ・ラジオなどのメディアでの地声初披露となった。

 同作の撮影現場で、共演の堺雅人や阿部寛からは「いっぱいアドバイスいただきました」と回想。

 「出番がない時も見学に行かせていただいてたんですけど、よく監督が“このセリフを明日までに覚えてこい”って言ってくれるんです。ある程度は言えるけど、堺さんみたいに上手に言えないんですよ。これから先、役者として食べていくためにってやってくださって」と今後の役者人生のために福澤監督が稽古をつけてくれたという。

 「それで上手く言えないと“これから堺さんに聞いてこい!”と言ってくれた。その時に堺さんが。いっぱい教えてもらったうちの一つで言うと、母音法っていう滑舌良くして、言葉を粒立たせるというやり方を教えていただいたんです」と明かした。

 「個人的に疑問に思ったこともいつでも相談に乗ってくれる優しい人たちに囲まれて、スタッフの方たちも本当に優しかった。教育する方向に向いてくれて、そのおかげでドラムっていう役ができたんじゃないかなという感謝の気持ちがいっぱいある」「阿部さんは失敗してNG出しても笑顔で許してくれたり」と恵まれた環境に感謝していた。

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