藤井聡太棋聖 思い出の沼津で王手かける「熱戦にできるよう頑張りたい」 棋聖戦第3局

[ 2023年7月3日 04:30 ]

棋聖戦第3局前夜祭で笑顔を見せる藤井聡太棋聖(左)と佐々木大地七段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第94期棋聖戦5番勝負は3日、静岡県沼津市の沼津御用邸東付属邸第1学問所で第3局を行う。前日の2日、4連覇を狙う藤井聡太棋聖(20)=王将、竜王、名人、王位、叡王、棋王含む7冠=と挑戦者・佐々木大地七段(28)が現地入り。対局場を検分し、その後、同市内のホテルで前夜祭に出席した。

 過去2局はともに先手番が制し、1勝1敗のタイ。2年前にタイトル初防衛と九段昇段を果たした思い出の地を再び訪れた藤井は「その時は大雨の中での対局だったんですが、今回は天気にも恵まれ、改めて素晴らしい対局場だという思いを強く持ちました」と検分での感想を明かした。続けて「第3局はシリーズの行方を左右する重要な一局。精いっぱい熱戦にできるよう頑張りたいです」と決意表明。佐々木は「自分自身、全身全霊を尽くし、2人で美しい譜をつくりたい。ヤマ場の第3局は鬼門の後手番で(笑い)、精いっぱい準備してましたが、どうなるかは明日のお楽しみということで」と意欲を語った。

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