がーどまんの税金トラブル 事務所が声明「税金の未申告が指摘されたのは、がーどまん氏が保有する法人」

[ 2023年7月3日 13:58 ]

「チャンネルがーどまん」のがーどまん
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 マネジメント事務所「Carry On」が3日、公式サイトを更新。チャンネル登録者数262万人の人気ユーチューバーグループ「チャンネルがーどまん」が退所した件について「一部において事実と異なる憶測等も見受けられます」として、見解を示した。

 6月30日、チャンネル登録者数262万人の人気ユーチューバーグループ「チャンネルがーどまん」がYouTubeチャンネルを更新し、税金納付を巡るトラブルで所属していたマネジメント事務所「Carry On」から脱退したことを涙ながらに激白。事務所に紹介された税理士の不手際で大きな騒動になっていたと訴えた。

 会計事務所と「チャンネルがーどまん」の契約関係について、Carry Onは「今回、税金の未申告が指摘されたのは、がーどまん氏が保有する法人(以下『当該法人』といいます。)となります。弊社は、2021年10月に、がーどまん氏を含む『チャンネルがーどまん』のクリエイター3名それぞれ、すなわち各個人と、マネジメント契約を締結いたしました。その際、弊社はがーどまん氏に対して会計事務所を紹介し、当該法人は同会計事務所に税務顧問及び申告業務を依頼することとなりました。そのため、税理士との顧問契約は、当該法人と会計事務所との間で締結されています。税理士とのやり取りはクリエイターが主体となって行い、フォローが必要な際は、弊社からもサポートを行っておりました」と説明。

 また「弊社のマネジメント契約の対象及びその内容はクリエイターごとに様々ですが、弊社はがーどまん氏ら個人3名とマネジメント契約を締結しており、がーどまん氏が保有する当該法人とは、何ら契約を締結しておりませんでした。また、がーどまん氏が保有する当該法人は、弊社のマネジメント範囲外の事業も行っており、弊社はこれを承諾しておりました」と明らかにした。

 さらに「YouTubeからの広告収益の受領権限は、弊社ではなく当該法人に帰属しており、また、『チャンネルがーどまん』内における各クリエイターへの収益分配も、がーどまん氏側サイドに一任していたため、当該法人としての全売上や支出については、弊社は管理を行っておりませんでした。そのため、当該法人としての全売上や支出については、弊社は把握できる立場になく、弊社が納税資金を預かっている事実もなく、税務申告の手続等を代行することは不可能であり、個々のクリエイターにおいて、税理士とのやり取りを進めていただく形としておりました」とした。

 今回のトラブル発生にあたり、「未申告となった原因は現在調査中ですが、遅くとも2022年中には未申告の問題は発覚しており、弊社も、がーどまん氏と共に税理士との対話を誠心誠意進めておりました。今後、係争に発展する可能性もありますので、現時点でのコメントは差し控えさせていただきます。新たに公表すべき事情が生じた場合には、速やかに公表させていただきます」と記した。

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