本田圭佑「勝ち続けているやつは僕は否定的」と話す中で例外?が… 「すごい」とうなったアスリート

[ 2023年7月3日 23:22 ]

元サッカー日本代表の本田圭佑
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 元サッカー日本代表の本田圭佑(37)が3日放送のABEMAニュース番組「ABEMA Prime」(午後9・00)に生出演。エンゼルスの大谷翔平投手(28)について語る場面があった。

 番組では「勝利至上主義」という観点から、少年少女への良い影響、悪い影響、全国大会の可否などを総合的に話し合った。青学大駅伝部の原晋監督、野球評論家の古田敦也氏、柔道でソウル五輪52キロ級で銅メダリストの山口香氏などが出演し、議論した。

 教育上や、スポーツの存在意義など、多角的に意見が出された。その中で本田は「僕もめちゃくちゃ弱小から始まって、中学校の時にも僕よりうまい子がたくさんいて」とし、祖父母にも「あきらめなさい」と言われたことがあるという。しかし夢を追い続けた。本田は「上を幼少のころから目指すという環境がないと、それはそれで努力とか、自分で目標を持って自分のルーティーンを作るとか、大人になってからいきなり競争の世界に放り出されることが、けっこう逆に残酷だと思っている。ちゃんと勝ち負けの酸いも甘いも理解させて」と持論を展開した。

 「僕はむしろ幼少の時は負けてた方が良いと思っています。そういう意味では競争を進めたいんですけど、むしろ勝ち続けているやつは僕は否定的です。もっと負けた方がいい。負けて負けて負けることに、僕はそこに情熱がどんどん、“次は負けたくない”と思うことが、今の人生のエネルギーになっている」とした。

 「勝ち続けたらすぐこうなっちゃう」と鼻に手を当て、天狗のポーズをとった。さらに「大谷さんやったら、僕完全にこう(天狗に)なってる。大谷さん見ていてすごいなと思っていて。あんな謙虚でよくいれるなと。僕だったら、もう言いまくりやと。“きょうの俺のホームラン見た”って。大谷さんすごい」と大谷へのリスペクトとともに冗談を交えて出演者を笑わせた。

 その上で「負けていると、上には上がいるなと。悔しいから次は勝ちたいと」と自らの体験談に基づいて、全国大会の存在の意義について意見を出していた。

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