フジ解説委員・風間晋氏 富士山の入山料、値上げには慎重姿勢「来てくれないと地域の影響大きい」

[ 2023年7月3日 10:40 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が3日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。富士山(3776メートル)が1日、山梨県側の登山道「吉田ルート」が山頂まで開通し、山開きを迎えたが、弾丸登山や軽装の外国人らの搬送も相次いだことに関してコメントした。

 今年は富士山の世界文化遺産登録から10年の節目。新型コロナウイルス対策の緩和もあり、今夏はコロナ禍で減った登山客数の回復が見込まれる。静岡県側の3登山道は10日に開通する見通しで、開山期間は山梨、静岡両県とも9月10日まで。

 風間氏は、1人1000円の任意の富士山入山料(保全協力金)について「観光地は、周辺も含めて人数がいっぱい来てくれないと、例えば飲食とか、あるいは運輸とかそういうところは実入りがないわけですよ。だから山に登る人からいっぱい(入山料を)取りますよって話になると、じゃあやめとこうという周辺の人たちまで出ちゃうと地域には影響が大きい」と自身の見解を述べた。

 山梨、静岡両県などでつくる富士山世界文化遺産協議会の作業部会は今年3月、富士山の入山料について当面、現行の任意徴収を続けるとの方針を報告。検討していた義務化はコストなどの面からすぐに実現するのは困難としている。

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