北野武 監督・主演作「首」で13年ぶりカンヌに「光栄」も「雑踏を見ると…」

[ 2023年5月24日 04:50 ]

 映画「首」の取材会に出席した西島秀俊(左)と北野武監督=フランス・カンヌ(共同)
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 北野武(ビートたけし)監督(76)が22日(日本時間23日)、フランスで開催中の第76回カンヌ映画祭でカンヌ・プレミア部門に招待された監督・主演作「首」(11月23日公開)の日本プレス向け会見を現地で行った。

 6年ぶりの新作映画で「アウトレイジ」以来13年ぶりのカンヌ。「呼ばれてここに来ただけでも光栄」と感謝したが「雑踏を見ると、夏前の観光事業で食おうとしているのが見え見え」と毒舌も忘れなかった。

 映画は戦国時代、織田信長の跡目を狙って策謀を繰り広げる武将たちの物語。凄惨(せいさん)な殺りくや男色のシーンも描かれており「戦国時代の武将なんてろくなもんじゃないから。正しいか正しくないかではなく、成り上がるためにどういうことをやっていたかを意識した」と強調した。

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