松竹 市川猿之助の現状説明「当局等による対応続いており」6月休演 7月出演見通しは「改めてお知らせ」

[ 2023年5月24日 17:40 ]

市川猿之助
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 松竹は24日、歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が出演予定だった「六月大歌舞伎」昼の部「傾城反魂香」の配役を変更すると発表。猿之助が務める予定だった「又平女房おとく」役は中村壱太郎(32)が務めると発表した。

 猿之助は18日に都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さんと母の喜熨斗(きのし)延子さんが死亡。死亡の経緯を調べるため、警視庁が24日、猿之助さんから再び事情を聴いていることが捜査関係者への取材で分かった。猿之助は搬送先の病院を19日に退院後、都内の別の病院に転院していた。

 発表では「市川猿之助につきましては、今なお、当局等による対応が続いており、弊社としましても引き続き各方面からの情報把握に努めておりますが、現時点におきまして来月の公演に出演することは困難と判断し、本日の発表内容を決定いたしました」とした。

 「公演にご期待をいただいておりましたお客様には誠に申し訳ございません。なお、『七月大歌舞伎』の見通しにつきましては改めてお知らせをさせていただきます。何卒ご了承ください」とした。

 「現状、様々な報道がなされており、弊社としての十分なご説明をさせていただけませんことは大変心苦しい限りですが、事態の解明が途上の中でのコメントや弊社対応の経緯に関するご説明等は引き続き差し控えさせていただきたく存じます。なお、個人のプライバシーに関するご質問やご照会にはご回答いたしかねますので何卒ご了承ください」とした。

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