寺島しのぶ感激「結果、女で良かったという言葉は初めて」ラミちゃんの胸アツ激励とは

[ 2023年5月13日 07:43 ]

寺島しのぶ
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 女優の寺島しのぶ(50)が、12日放送のNHK・Eテレ「スイッチインタビュー」(金曜後9・30)に出演し、元DeNA監督アレックス・ラミレス氏(48)からの言葉に感激した。

 歌舞伎の名家に生まれ、自身は女優として活動する寺嶋と、日本球界で選手、監督として活動し、野球殿堂入りも果たしたラミレス氏という異色対談の第2弾。今回はラミレス氏の質問に寺嶋が答えた。

 自身は歌舞伎一家に生まれたが、女性ゆえに、歌舞伎俳優になれないという運命を恨み、歌舞伎を見なくなった時期もあったという。「5歳下の弟がいて、弟は若くして歌舞伎の舞台を踏んでいるわけですよ。“私は表現することがこんなに好きなのに、何で客席にいなきゃいけないんだ?”とずっと思ってた」と振り返った。

 一方で、現在は女優業をセーブし、今月、歌舞伎座で初舞台を踏んだ一人息子の尾上眞秀(まほろ、10)のサポートに回っている。そんな寺嶋に対し、ラミレス氏は激励。

 「もしあなたじゃなかったら、歌舞伎のことが嫌いになって、離れてしまうかもしれないけど、あなたは戻ってきて、歌舞伎をサポートしている。息子さんを産んで、歌舞伎俳優のいとこ同士、仲がいい。それはとてもすばらしいことだと思う。歌舞伎はあなたの人生の一部だし、だから歌舞伎をサポートして…。それがあなたが女性として生まれた意味です」。

 ラミレス氏の言葉に、寺嶋は「そういうふうに言っていただけると、救われている気がするな」と感激。「“男に生まれたかった”というのは女優になってからずっとしゃべっていますけど、“結果、女で良かった”という、ここまできたという言葉をいただけたのは初めて。それはうれしい」と晴れやかな笑みを見せていた。

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