役所広司 21歳演じ「しわが減っていく自分を鏡で見て楽しんでいました」

[ 2023年5月13日 16:20 ]

 映画「銀河鉄道の父」の公開御礼舞台あいさつを行った(左から)森七菜、役所広司、菅田将暉、成島出監督
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 俳優の役所広司(67)が13日、都内で主演映画「銀河鉄道の父」(監督成島出)の公開御礼舞台あいさつに共演の菅田将暉(30)、森七菜(21)とともに出席した。

 宮沢賢治の才能を信じ続けた父・政次郎役。21~70歳過ぎまでを演じ「21歳の僕は必見です。メイクさんに一生懸命若返るように努力してもらい、しわが減っていく自分を鏡で見て楽しんでいました」と満足げに振り返った。

 賢治役の菅田は、本人の筆跡を何度も模写し執筆シーンはほとんど吹き替えなしで挑み「独特の丸みを帯びた文字が印象的、DVDが出た時に一時停止して、本人のものと比べてほしい」というほどの自信。「反響が大きくて、友人も普段は感想を言わないようなヤツからも“泣いちゃったよ”と直接言われるのはうれしい。ちなみに僕の家族は皆、森七菜ファンになりました」と明かし、森も「しめしめです」と喜んだ。

 同作は、6月8~22日に開催されるカナダの「トロント日本映画祭」のオープニング作品に選出。成島監督に特別監督賞が贈られることも決まり、「これまでの実績でもらえる賞らしく、役所さんと4本やった足し算もあってもらえたと思う。皆さんと一緒の気持ちで行ってきます」と感激の面持ちで語った。

 役所も「監督とは互いにチンピラ時代からの知り合いなので物凄くうれしい。これからもいろいろな賞をゲットしてほしい」と祝福。そして、「この映画が末長く愛される映画になってほしい」とアピールした。

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