前明石市長・泉房穂氏 「異次元の少子化対策」に強烈ダメ出し「サヨナラって感じ」

[ 2023年5月13日 23:30 ]

橋下徹氏
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 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(59)が13日、ABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)にゲスト出演。政府が打ち出している「異次元の少子化対策」に強烈なダメ出しをした。

 まずは、いまだにあいまいなままの財源について。社会保険料の引き上げだけでなく、一時は消費増税も話題に上ったが、泉氏は「増税も保険料もいらない」とピシャリ。「マスコミがお金がないと思い込んでいるだけ。お金はどこかにある。そのお金を持ってくればいい。国民負担率は47・5パーセント(22年度)。決して負担の少ない国ではない。にもかかわらず、他国がやれていることをやってない。お金の使いどころを間違えている」と、財源はあると主張した。

 その上で明石市の例を挙げた。「明石市は年間2000億円くらい使える。その中で子供に関するお金は、私が市長になる前の年が125億円だったのに対し、今は297億円。増税せずに2・38倍にできた。要はやりくりですよ。普通の家計と一緒です」と、工夫次第で財源を捻出できると説明した。

 泉氏の熱い主張に橋下徹氏も納得。「全国の自治体でも首長が号令をかければ増税なしでできる。その際は全国の市長会や知事会でまとまってやってもらいたい。各自治体で子供の奪い合いになってはいけないから」と後押しした。

 そして泉氏は政府の方針にとどめの駄目出し。「今回の叩き台はひどいね。びっくりした。あんなんやったって何も変わりませんよ。やる前から終わってる。サヨナラって感じ」。これには進行役のサバンナ・高橋茂雄も慌てた様子で「サヨナラしないでー」と泉氏をなだめていた。

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