若新雄純氏 闇バイトで罪犯す少年に“人生台無しになる”は「勝ち組の上から目線の発想」若者の空虚感指摘

[ 2023年5月13日 15:43 ]

若新雄純氏のインスタグラムより(@yujun.wakashin)

 実業家・プロデューサーの若新雄純氏が、13日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。闇バイトで罪を犯す少年の増加について語った。

 この日は、相次ぐ強盗事件を取り上げた。銀座の時計店で白昼堂々、商品を奪って逮捕された犯行グループとみられる4人は、16~19歳の少年だった。闇バイトに応募した可能性があり、背後に指示役がいるとの見方もある。

 若者の犯罪に、若新氏は「気軽な高額バイトのつもりで応募してると思うんですけど、捨て駒として捕まっちゃいますよね。すると、ニュース番組とかで“いくら高額だとしても人生台無しになるのに、分からないのか”っておっしゃる方がいる。でも、“人生台無しになる”って発想は、人生うまくいってるエリートや勝ち組の人たちの、上から目線の発想だと思うんです」と持論。「もし捕まってしまっても、台無しになるほど自分の人生に価値がない、と思ってる若者がそれだけ居るということだと思います」と説明した。

 「皆さんはここまで積み上げてきたものがあるから、万引きひとつでも人生台無しになるじゃないですか。だから(前述の言葉が)抑止力になると思うんです。でも“どうせ捕まったところで俺の人生なんて失うものないし…”って思うような感覚で生きてる子もきっといる」と語った。
 
 「それが、極貧ってわけじゃなく、エアコンもあって服も親に買ってもらえてご飯も食べられたとしても、“自分の人生に価値があるんかな?”っていう空虚感みたいなものを持ってる若者が、もしかするとこういうものに飛びつきやすい」と分析。「社会がそういう人たちを大切にできてないっていうこともあると思う」とした。「犯罪を肯定するつもりはないんですけど、そういう人たちが増える可能性はあると思う」と警鐘を鳴らした。

 杉村太蔵は「それもあると思うけど、指示役に何か弱みを握られてしまって、やらざるをえない状況に追い込まれてる可能性もある」と指摘していた。

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