宇賀なつみ フリー転身のワケ「同じ場所で足踏みしてる感覚が」 現在は「やっと始まった感じが」

[ 2023年5月13日 11:20 ]

宇賀なつみ
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 フリーアナウンサーの宇賀なつみ(36)が12日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。フリー転身を決意した理由について語った。

 元テレビ朝日のアナウンサーだった宇賀はフリーに転身して4年が経過。VTRではテレビ朝日時代の5年前に訪れたというベトナムを訪問し、フリー転身を決意した当時の思いについて語った。

 「前回ベトナムに来たときは、毎年やっぱり夏休みの前は“うわーっ、休みだ”っていう開放感があるんですけど、その年はちょっと違ったというか」。テレビ朝日入社10年目だったといい、「どうしても同じ場所で足踏みしている感覚がしちゃったんですよね。やっぱりもう一歩前に進まなきゃ、その方向が正しいか間違ってるか分かんないけど、進まなきゃって思ってました。最後の1年は」と回顧した。

 「それが前回ベトナムに来た時に、凄く腹落ちした。分かった」と言い、「でも憧れていた会社に入って、憧れていた職業に就くことができて。担当番組とか、担当のジャンルが変わると本当に転職したみたいにスケジュールも変わるし扱う内容も変わるし求められていることも変わるので、凄く素敵な経験をたくさんしていたと思います」とも語った。

 「なんか最近言われたんですけど、別に嫌なことをやることだけがストレスじゃないから。自分が好きでやってても、ずーっと絶え間なく何か考えているとか、まあ仕事の時間が長いとか、それもストレスだからって言われて。あっそうなんだ、と思って。うーん、ストレスだったのかなあ」と明かした。

 自分のペースで歩を進めてもいいのかもしれないと思い始めた頃にベトナムを訪れ、「凄いベトナムの人たちとか、ベトナムに流れてる時間がうらやましかったんですよね。ああいう感じを見て、ああ、どうやって生きてるんだろうと思ったんですけど。どうやっても生きていけるんだなと思ったって言うか」と話した。

 スタジオでは、「もちろんベトナムでも忙しく働いてる方もいるし、にぎやかな場所もあるんですけど、5年前の私はそういう部分が目についたんですよね。のんびり暮らしている人、ゆったり流れる時間、やっぱりそれは自分の心がそう見せたっていうか。こういうふうに生きていくやり方もあるんだなって思ったっていうか」と振り返った。

 そうして再びVTRでは「会社を辞めて独立しようってことを決めたんですよ。決めてからは本当に1回もぶれなかったですね。不安にもならなかったです」と宇賀。選んだ道は正解だったのかとの問いには「一言で言えば最高でした。全て自分で決めたんで。人によると思うんですけど私にとっては自由であり選択肢があるっていうことが、一番の幸せなんだなっていうことを実感した4年間でした。自分の人生を自分でかじ取りしているっていう実感が、初めてできた4年間でした」と続けた。

 「でもそれは会社のおかげ。会社員の10年間があったから今の自分があるし、全ての延長線上にこの4年間があったと思うんですけど。なんかやっと始まった感じがした4年間です」と断言。

 「今回改めて来てみて、フリーランス5年目だし、社会人15年目だし、何か次の一歩を見つけなきゃっていう気持ちで来たんですけど、このままでいいんだと思いました」としみじみ。「今、自分で思っている以上に、自分に納得できているというか。こんなたった一人の個人事務所でお仕事をいただけていて、それを一つ一つ丁寧にやっていくって言うことがまず大事だなと。無理に新しいことを始めようとしなくても、たぶんこのままちゃんと目の前のことをやっていけば、いつかその先の道が開けるかなっていう感じがしました」との思いを述べた。

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