森且行 SMAPとの絆をアピール「チャンスあればまた会いたい」京都での映画上映会に登壇

[ 2023年5月13日 15:10 ]

自身のドキュメンタリー映画「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」の上映会、舞台あいさつに登場した森且行(左)と穂坂友紀監督
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 元SMAPメンバーでオートレーサーの森且行(49)が13日、京都市内で開かれた「TBSドキュメンタリー映画祭2023」京都会場で、自身のドキュメンタリー映画「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」の上映会、舞台あいさつに穂坂友紀監督とともに登壇。「諦めないで頑張れば(夢は)叶うから頑張って」と困難に立ち向かう人たちへエールを送った。

 森は中学生の時にジャニーズ事務所へ入所し「SMAP」のメンバーとして活躍。96年5月にオートレーサー転身を理由に芸能界を引退した。レーサー転身後は00年にS級選手となり、20年11月にSG初優勝を飾った。だが、その矢先の21年1月に福岡・飯塚オートでレース中に他選手と接触して落車。骨盤骨折、腰椎破裂骨折など重傷を負った。作品は、5度の手術と2年以上に及んだリハビリに挑む森に密着したドキュメンタリーだ。

 ケガした直後は「マズい状態だったんで、もしかしたら車イスか、歩けなくなるかなという気持ちだった」と森は明かした。だが、担当医から「なんとか頑張ればレースに復帰できる」と告げられ「一生懸命頑張った」と復帰までの道のりを振り返った。担当医によると実は「このオペを受けて走った人を見たことがなかった」というほどの重傷だったそうだ。

 撮影では穂坂監督が森をぴったりマーク。砂浜を走るシーンも収録した。「装具をつけて10往復ぐらい走らされた」と森も苦笑い。一方で、穂坂監督が森の素顔を暴露。「酔っ払った姿でしょ?」と森が仕向けると、穂坂監督が「LINEが雑で、誤字脱字だらけ」とエピソードを披露。「傷パワーパッド」のことを「傷ばばあパット」と書いたり「油断禁物」を「油断きん○ま」と書いてきたり。「老眼で字が見えにくいんでチェックできない。そのまま送ってしまったんです」と森は釈明し笑いを誘った。

 森は4月6日に2年3カ月ぶりの復帰戦で復活勝利を飾った。応援してくれた元SMAPメンバーの5人と自身を中心に模った星形のバッジを自らデザイン。ヘルメットにも星形の模様が描かれており、この日も左胸にはバッジを装着。5人との“絆”をアピールした。ただ、5人とは復活後まだ、再会を果たせていない。「今、大阪が熱い。慎吾ちゃんが個展で、吾郎ちゃんが舞台で。剛君が(東京と大阪を)行き来してる。(会いに)行きたかったけど、あす(14日)は前検で。チャンスがあればまた会いたい」と切望した。

 復活してから1カ月の短期間に森は2度の優出。「まだ、カメラを回してます。続編を」と穂坂監督が明かすと「完璧な状態に戻ってないけど、続編では優勝した姿を見せたい」と復活優勝宣言で締めくくった。

 「TBSドキュメンタリー映画祭2023」は同局の新ブランド「TBS DOCS」が企画したドキュメンタリー映画を上映する映画祭。テレビ、SNSで伝えきれない真実や人々の生き様を発信。ダンサー、ギタリスト、弁護士ら多様な職種にスポットが当てられている。

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