松竹新喜劇初日、バトンは渋谷天外から藤山寛美の孫・扇治郎ら若手リーダー5人へ!「一生懸命精進」

[ 2023年5月13日 11:07 ]

大きなバトンを前劇団代表の渋谷天外(右)から受け取った新リーダーの(左から)曽我廼家桃太郎、曽我廼家一蝶、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家いろは                               
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藤山寛美の孫、藤山扇治郎(36)ら若手5人がリーダーとなって初の「松竹新喜劇」が13日、大阪松竹座で初日を迎えた。

 開幕前には、扇治郎ら5人に、前代表の3代目渋谷天外(68)が大きなバトンを手渡し激励。受け取った扇治郎は「5月21日は藤山寛美の命日でございまして、一生懸命精進して頑張りたい」とあいさつ。渋谷天笑(39)は「受け取ったバトンをしっかり握りしめて全力で走り抜けたい」。曽我廼家一蝶(41)は「100周年目指して頑張りたいと思います」と力を込め、リーダー唯一の女性・曽我廼家いろは(31)は、周囲から「いろはちゃ~ん!」とかけ声を浴びながら「今だからできる、今しかできない(芝居の)花ざくろをお届けしたい」と話した。

 曽我廼家桃太郎(37)は「大阪松竹座開場100周年、松竹新喜劇75周年。桃太郎のお話ができたのは約600年前…。皆さん、勉強になりましたね」とすっとぼけたあいさつで笑いを誘った。

 最後は劇団最高齢の高田次郎(91)が登場し舞台の成功を祈って大阪締め。「後期高齢者。今年91歳。芸能生活70年…」と言ったところで、近くを救急車が急行し「私を迎えに来たんかと思いました。びっくりしました」と仕切り直して大爆笑でしめくくった。

 公演は「花ざくろ」と「三味線に惚れたはなし」の2本立てで25日まで。

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