銀座ロレックス専門店強盗　清原博氏が16歳容疑者への処罰に「少年だから罰せられないとかは誤解」

東京・赤坂のTBS
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　国際弁護士の清原博氏が9日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に出演し、東京・銀座で8日に起きた高級時計ロレックスの専門店を狙った強盗事件で容疑者らの今後についての見解を語った。

　8日午後6時15分ごろ、白い仮面姿の3人組の男が銀座の「ウォーク銀座888店」に押し入り、腕時計を奪って車で逃走した。その後、東京・赤坂のマンションに不法侵入したとして、高校生を含む16～19歳の容疑者4人が警視庁に逮捕された。警察は犯行グループは5人だったとみて、残る1人の行方を追っている。番組では、逃走に使われた車両が発見された場所近くで、腕時計30点以上が入ったかばんが見つかったと速報で伝えた。

　逮捕されたのは無職少年（16）私立高校3年の男（18）アルバイトの男（19）職業不詳の男（19）の4人。いずれも横浜に居住しており、強盗事件に関与したとみられる。

　4人の容疑者について、清原氏は「18、19、16歳と聞いていますけど、18歳と19歳の少年は、ほぼ間違いなくと言っていいと思いますけど、原則的には大人と同じように処罰されます。刑事裁判になって、おそらく私の考えでは実刑だろうと」と、現状出ている情報から推測。また、昨年4月の少年法改正で、起訴された場合には実名報道も行われるとした。

　16歳の少年については、少年法で保護されている年齢ではあるが、清原氏は「理論的には同じように、大人と同じように処罰されることは可能」と指摘。「事案的には16歳の少年も刑事裁判になって、大人と同じように処罰される可能性がある。少年だから軽い罪で済むとか、少年だから罰せられないとかは誤解ですから。しっかりと言っておきたい」と、強く訴えていた。