銀座ロレックス専門店強盗 容疑者親へ賠償請求も…専門家「罪を償えばいいという問題でもない」

[ 2023年5月9日 15:51 ]

東京・赤坂のTBS
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 元警察官で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が9日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に出演し、東京・銀座で8日に起きた高級時計ロレックスの専門店を狙った強盗事件を受け、被害額の損害賠償について解説した。

 8日午後6時15分ごろ、白い仮面姿の3人組の男が銀座の「クウォーク銀座888店」に押し入り、腕時計を奪って車で逃走した。その後、東京・赤坂のマンションに不法侵入したとして、高校生を含む16~19歳の容疑者4人が警視庁に逮捕された。4人は強盗事件に関与しているとみられ、警察は犯行グループが5人だったとみて、残る1人の行方を追っている。

 盗まれたのは高級時計100点以上で、被害総額は1億円を超えるとみられる。番組では、逃走に使われた車両が発見された場所近くで、腕時計30点以上が入ったかばんが見つかったと速報で伝えた。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次から、「親が賠償責任を負うという話もあるわけでしょう?」と過去の事例について問われると、小川氏は「逮捕され、罰せられるのはもちろんですけど、少年ですから、本人がお金がなくても親に1億円相当の賠償金がくる」と解説。「こういう事件を実際に扱ったことがありますけど、自分たちが住んでいる自宅とかマンションを売却して、損害賠償に応じて、それでも足らなかったケースも実際あります」と実例を挙げて話し、「自分が罪を償えばいいという問題でもない」と犯行を一刀両断した。

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