カナダの人気ロックバンド「SUM41」解散発表　27年の歴史に幕　映画「ゴジラ」挿入歌など担当

SUM41公式インスタグラム（＠sum41）から

　カナダの人気ロックバンド「SUM41」が日本時間9日未明にバンドの公式インスタグラムを更新し、今年行われるツアーをもって解散することを発表した。公式サイトでも発表された。

　インスタグラムではメッセージ画像が投稿され、「あらゆる方法で私たちを支えてくれた新旧のファンに感謝しています」とした上で「Sum41は解散することになりました。今年予定されているすべてのツアー日程を終え、最後のアルバム『Heaven：x.Hell』をリリースすることを楽しみにしています」と発表。アルバムリリースを記念し、最後の世界ツアーを行うとした。

　「SUM41」は1996年に結成。2001年に「All　Killer　No　Filler」でメジャーデビュー。2002年に発表した2枚目のアルバム「Does　This　Look　Infected？」が世界的にヒットして大ブレークを果たした。

　同年以降、音楽フェス「サマーソニック」出演や単独公演でたびたび来日しており、日本にも根強いファンが多い。2004年に映画「ゴジラ　FINAL　WARS」の挿入歌に起用されたのを始め、映画作品に楽曲が多数起用され、2012年には「Blood　In　My　Eyes」がグラミー賞にノミネートされるなど実力派として知られた。