「どうする家康」岡田信長ついにデレた？「一心同体」にネット沸く「愛の告白かと」松潤家康の目も潤む

大河ドラマ「どうする家康」第17話。織田信長（岡田准一・左）は徳川家康（松本潤）に「俺とおまえは一心同体」（C）NHK
Photo By 提供写真

　嵐の松本潤（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）は7日、第17話が放送され、徳川家康の人生最大のピンチとされる「三方ヶ原の戦い」（元亀3年、1573年）が描かれた。話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

　第17話は「三方ヶ原合戦」。武田信玄（阿部寛）は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない徳川家康（松本潤）は、織田信長（岡田准一）の本軍が加勢にくるまで浜松城に籠城すると決める。しかし、武田本軍は予想外の行動に出る。何と浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通すと、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。何より、瀬名（有村架純）ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか――。家康は究極の選択を迫られる…という展開。

　「三河一向一揆」「伊賀越え」と並び、徳川家康の“3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」。

　家康は“鷹狩り談判”を要求し、信長を呼び出した。2人の策は家康を“餌”にした“桶狭間の再現”で一致したが、兵の数が折り合わず。「徳川と織田は、一蓮托生であることをどうかお忘れなく」と家康に悲壮感が漂うと、信長は家康の頬をつかみ「死にそうな顔をした大将には、誰も付いてこんぞ」。家康の正面に回り「楽しめ、一世一代の大勝負を」と弟分の手を握った後、お互いの首元に手をやった。「俺とおまえは一心同体。ずっとそう思っておる。信玄を止めろ。俺は必ず行く」――。

　これまで厳しかった信長の“告白”に、家康の目も潤んだ。SNS上には「愛の告白かと思った。胸熱すぎる」「信長のツンデレ具合、たまらん。もうプロポーズよね」「信長が家康の手を取った時、瀬名みたいに手の甲にキスするのかと一瞬ドキッとしたよ」「このドラマ、やっぱり信長の家康LOVEが徹底してる（笑）」「家康『一蓮托生』信長『一心同体』。ワンランク上を提示してきおった…w今回は伝わってよかったね、ノッブ」などの声が続出。反響を呼んだ。