KAT―TUN横アリで全27曲パフォーマンス 4年ぶりファン“声出し”解禁に「もっと声出るだろ!」

[ 2023年5月7日 04:00 ]

<KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia>熱唱するKAT-TUN(撮影・藤山 由理)
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 KAT―TUNが6日、全国ツアーの横浜アリーナ公演を行った。4年ぶりにファンの“声出し”が解禁された中、ジャニーズJr.時代の曲から最新シングル「ゼロからイチへ」まで、メドレーを含む全27曲をパフォーマンス。これまでグループの節目節目で開催してきた“ドーム公演”への思いも語った。

 1万5000人を大人の魅力で包み込んだ。冒頭から上田竜也(39)はマントをはためかせ、亀梨和也(37)はジャケットをはだけさせる。中丸雄一(39)もハイトーンボイスとボイスパーカッションという武器を繰り出した。

 亀梨が「もっと声出るだろ!」、上田が「こんなもんかテメエら!」とあおると、客席から大歓声が巻き起こった。この日は横アリ4デイズ、6公演の最終日。中丸は「観客の声に引っ張られて、体力と気力が確実に上がった」と振り返った。

 終演後、3人は報道陣に対応。亀梨は「ドームでできるグループでありたい」、上田も「機会があればやりたいという考えはずっとある」と、2018年以来遠ざかっているドーム公演への意欲を示した。

 KAT―TUNはドームと縁が深い。06年のデビュー前に、異例の東京ドーム公演を開催。3人体制でも、活動休止前の16年と、活動再開後の18年に東京ドームに立っている。その後、コロナ禍もあり5年の時が経過した。ドームの巨大空間で爆発する準備は、いつでも整っている。

 ≪3人と一問一答≫
 ――4年ぶりの声出しOKのライブはどうでした?
 上田「初日からどんどんボルテージが上がってた。声出せるライブって最高です」
 亀梨「デビュー当時、こういった年齢になって、(横アリで)4日間6公演やっているとは思ってなかった。ありがたい」

 ――ファンのパワーを感じた?
 上田「そうです。黄色い声が凄く戻ってきた感じがする。こちらとしてはめちゃくちゃテンション上がっている。うれしかった」

 ――MCで男性限定ライブの話が出た。実現したらジャニーズでは初?
 中丸「ないと思います。あったら面白いね、って」
 上田「俺、女の子いてほしいんだよね」
 中丸「上田君、女の子好きだからなあ(笑い)」

 ――ジャニーズでは活動休止から再開するのはあまりない例。その向上心やモチベーションは?
 中丸「正直、解散の可能性もゼロじゃなかったと思う。ライブ見たいと言ってくれるファンの人たちがいることがモチベーションのほぼ100%」
 上田「俺もそう。ファン以外ないですね。ジャニー(喜多川)さんがつくったグループって、もうこれから一生出ない。だから、卒業されたりする中で、自分のモチベーションとしては、ジャニーさんがつくったグループっていうのを、ちゃんと胸張って進めていきたい」

 ――グループへの愛着は年を重ねるにつれどうなっている?
 中丸「自分にないものを持っている2人。リスペクトを持って負けてられるかって思いがある」
 亀梨「デビュー当時から変わらない。いろんなことを経験して、いろんな思いのなかやってきた。グループをどう進めていけるか(という考え)は変わらず抱いている」

 ――中丸さん、上田さんは今年40歳。40代の目標は?
 中丸「単行本、もしくは連載。漫画家にチャレンジしたい」
 上田「野外ライブがやりたい」

 ――最近上田さんはインスタグラムで“ジャニーズタレントの倒し方”を考える企画をされている。亀梨さんと中丸さんの倒し方は?
 上田「メンバーは倒さないです」
 一同「(笑い)」
 上田「これ以上減るのは怖いのでメンバーはやらないって最初から決めてる。メンバーは倒さないです」

 ≪質問コーナーで的確アドバイス≫公演では観客からの質問コーナーが設けられた。この日、ランダムで選ばれた観客は「昔(KAT―TUNの)バックダンサーも務めていた“推し”の(事務所を離れるという)決断を応援したいが、心の整理がつかない」と相談。亀梨は「推しの判断は尊重しながら、自分が生きてると自分が主役だから、思った通りに動けば良い」とアドバイス。上田も「お姉さんが人生の主役だから」と続けた。KAT―TUNもメンバー3人が脱退したことから、中丸は「僕らが言うんだから間違いないですよ」と語った。

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