「コムドット」やまと ユーチューバーの正念場「今年、一番厳しい年になる」と見解「グロテスクですよ」

[ 2023年5月7日 11:48 ]

コムドット・やまと公式インスタグラム(@com.yamato)から
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 チャンネル登録者数413万人の5人組人気ユーチューバーグループ「コムドット」のリーダー、やまと(24)が7日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。「今年、ユーチューブクリエイターにとって一番厳しい年になる」との見解を示した。

 この日は放送作家の鈴木おさむ氏、お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹と出演。2018年、同じ中学校のバスケットボール部出身の仲間たち結成した「コムドット」は「コムドットって何?」(月曜深夜1・25)を同局で4月からレギュラー化。鈴木氏は同番組の放送作家を務めている。

 兼近がテレビの人気の周期は「3年」という持論を展開する中、やまとは「もっと早い気がします、周期的には」。鈴木氏も「最近すごいよね。それこそ、3,4年前に人気だった人が登録者は多いけど、再生数見ると、“あれ?”みたいのが結構ある」と応じると、やまとは「めちゃくちゃ残酷ですよね。全部の成績が世に張り出される職業なので、グロテスクですよ。先輩の再生回数とかも全部見られるし、後輩のも見られるし、同じ世代の再生回数も見られるわけですけど」と話しつつ、「仲良いクリエイターが辞めていっちゃったりとか。今年、ユーチューブクリエイターにとって一番厳しい年になるかなって僕は思ってます」と自身の考えを示した。

 さらに「それこそ、いろいろなところにメディアが分散しちゃったので、ユーチューブクリエイターも増えましたけど、ユーチューブ以外のコンテンツも楽しめるようになっちゃうと、なかなか時間の配分的に使ってもらいづらくなってきているので」と続けた。

 鈴木氏も「そうだよね、TikTokがあそこまで来ると、10代の子って、ベースがユーチューブだったのが入口がTikTokになっちゃうだろうし」と見解。やまとは「さっき聞いた話なんですけど、若い子って待てないんで、最近の曲ってイントロがないみたいな話で。それが僕的に衝撃的すぎて。だから、短く見られるものを作ったらそれを消費されちゃうんで、僕たちのユーチューブの動画も『コムドットって何?』の番組も切り取られちゃったら、そのほかの媒体で満足されちゃうので、視聴率とか再生回数ってところにつながってこなくなっちゃうのが恐ろしいなと思っていて」と漏らした。

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