「どうする家康」三方ヶ原の戦い圧勝 阿部信玄が格の違い&名言連発!ネット震える「完全に掌の上」

[ 2023年5月7日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第17話。“戦国最強のレジェンド”武田信玄(阿部寛)が一枚も二枚も上手。「わっぱよ、戦は勝ってから始めるものじゃ」――(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は7日、第17話が放送され、徳川家康の人生最大のピンチとされる「三方ヶ原の戦い」(元亀3年、1573年)が描かれた。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第17話は「三方ヶ原合戦」。武田信玄(阿部寛)は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない徳川家康(松本潤)は、織田信長(岡田准一)の本軍が加勢にくるまで浜松城に籠城すると決める。しかし、武田本軍は予想外の行動に出る。何と浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通すと、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。何より、瀬名(有村架純)ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか――。家康は究極の選択を迫られる…という展開。

 「三河一向一揆」「伊賀越え」と並び、徳川家康の“3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」。

 “桶狭間の再現”を狙い、家康は自身と浜松城を“餌”に籠城。「天と地を、ひっくり返す」――。

 12月22日。天竜川を渡った武田軍は浜松城を素通りし、西へ。徳川の軍議は紛糾。家康は「我らが武田に勝る点があるとすれば、一つ。この地についてじゃ」。夏目広次(甲本雅裕)も地の利を生かす策を進言した。

 武田軍が進んでいるのは三方ヶ原台地。さらに、その先にあるのは身動きが取れない細い崖道。背後からの急襲。家臣団の意見は一致した。

 家康は「皆の者、我が屋敷の戸を踏み破って通られて、そのままにしておく者があろうか。戦の勝ち負けは多勢に無勢で決まるものではない。天が決めるんじゃ!ただちに武田を追い、後ろから追い落とす。出陣じゃ!」――。

 しかし、すべては信玄の策だった。家康たちが三方ヶ原に着くと、武田軍が待ち構えていた。

 信玄は「勝者はまず勝ちて、しかるのちに戦いを求む。敗者はまず戦いて、しかるのちに勝ちを求む。わっぱよ、戦は勝ってから始めるものじゃ」――。息子・武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)に兵法を伝授した。

 夜。家康の討ち死にが岡崎城の瀬名たちに伝えられる。三方ヶ原に駆けつけた井伊虎松(板垣李光人)は、金陀美具足の遺体が運ばれるのを目撃した。

 SNS上には「完全に信玄の掌の上」「信玄公、すべてが名言集の域」「やはり信玄と家康では格が違いすぎる。戦は勝ってから始めるもの。真の強者以外には言えんセリフだ」などの声が続出。あまりの強さに視聴者も震え上がった。一方、前回から続く体調不良の色も。「信玄のこの疲れきった顔が死期が近いって実感させるなぁ」「時は待ってくれんぞ。これって家康に言ってるんじゃなくて自分にも言い聞かせているんじゃ」などの投稿もあった。

 次回第18話(5月14日)は「真・三方ヶ原合戦」。一体、何が起きたのか。その“真実”が語られそうだ。

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