早乙女太一 大衆演劇で活躍し幼い頃から旅回り 中学では「転校生殺し」に絡まれさらにショックなことが…

[ 2023年5月7日 10:30 ]

早乙女太一
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 俳優の早乙女太一(31)が6日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。中学時代の出来事について語った。

 大衆演劇の劇団員だった両親の間に生まれ、4歳から舞台で活躍、主に健康ランドなど毎月公演場所を変えながら全国を巡っていたという。学校は「ひと月で1校なので、1年で12校周りますね。毎月転校です」とし授業も2、3時間目までしか出席していないため「友達はできなかったですね」と明かした。

 さらに「転校生って大体中学生になると絡まれるっていうか、だいたいそういうのがあるんで」と早乙女。教室にいると、「“ケンシロウくん、やめなさい”っていう声が聞こえて来て。ガラって(扉が)開いたら、中3ぐらいの大きい男の子が。たぶんその中学校を俺が仕切ってるんだぞ、みたいな。そのケンシロウが短い掃除のほうきを回しながら入って来て、“俺は転校生殺しが大好きなんじゃ”って言われて」との出来事があったとした。

 「“お前、調子に乗るなよ”みたいなこと言われて。その後ろに、扉のところに背をもたれて、すっごいクールな、タンクトップの丸刈りのナンバー2みたいなのがいて、めちゃくちゃクールにこうやって。そいつが凄い雰囲気を出してて、ぼそっと“放課後、来いよ”って定番の、グラウンド裏とか言われるんですけど、僕、2、3時間目で帰るから」と帰って舞台に立っていたという。

 すると、フロントから「学校の友達が来てます。女の子が7人ぐらい」との連絡が。友達がいないため不思議に思って出て行くと、女子生徒らからは「ケンシロウのことなんか気にせんでええけん。私たちがおるけん。全然、気にせんで来てよ、学校」との激励があったという。

 「ああ、行く行く」などと返したところ、「ところで太一くんはここで何しようと?」との質問が。「ここで舞台をやってる」と答えたものの、大衆演劇を知らない女子生徒たちはイメージが湧かない様子。「俺は、そんな機会めったにないから、普段、ありがたいことですけどおじいちゃんおばあちゃんしかいないところでやってる中で、ちょっとでも自分の身近な人に見てほしいなって。なんか変な自信があったんですよ。見てくれたらきっとカッコイイと思ってくれるだろう」と思ったとし、公演2時間前だったが、メークをした姿を見せたとした。

 「僕の想像では、“うわっ、凄いね”っていうのを想像してたんですけど」としたものの、女子生徒たちの反応は「太一くん、何しようと?」と微妙なものだったという。「俺がやってることって、若い人からしたらカッコイイことじゃないんだ、っていうのが中1のときに物凄いショックだったんです。それが」と早乙女。女子生徒たちはそれで「帰りましたねえ」とし、「余計に僕、学校行くの恥ずかしくなっちゃって…」と回顧した。

 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「いや、それね、舞台のストーリーで出てきたらカッコいいんだと思うよ。突然現れたから、台本もストーリも知らないから、なんだこりゃ、みたいなのがあったでしょう」とフォローしていた。

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