篠原涼子が考える理想の夫婦「何でも隠さずに言い合える」「生きてるという感じを分かち合える関係性」

[ 2023年4月20日 18:40 ]

東京・六本木の俳優座劇場で朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」の公開稽古を行った篠原涼子(右)と荒木宏文
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 女優篠原涼子(49)が20日、東京・六本木の俳優座劇場で開幕した朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」に出演した。本番前に稽古を公開し、会見を行った。

 脚本家足立伸氏の同名小説を朗読劇化。夫婦の愛憎劇をコミカルかつ痛快に描く物語で、セックスレスをきっかけに夫婦のあり方た人生を見つめ直す夫婦の姿を描く。夫婦役はダブルキャストで、妻を篠原と佐藤仁美(43)、夫を荒木宏文(39)と山崎樹範(49)が演じる。

 初日は篠原と荒木の組み合わせで、本番前の稽古を公開。終了後に会見し、朗読劇初挑戦の篠原は「お芝居に逃げられないので難しかった」と正直な感想を明かしつつ「言葉ひとつで形が変わってしまう。伝え方が学びになった」と語った。

 荒木は篠原と初共演で「セリフの言葉に感情が乗っている方なので、お芝居していて楽しい」と笑顔を見せ、「ぜひ舞台に出てください」と本格的な舞台での共演を熱望した。

 ストーリーにちなんで、2人は「理想の夫婦」について語った。篠原は「何でも隠さずに言い合える関係性というのは良いパートナーだと思う。良いパートナーだと思われる自分でもありたい。何でも話し合えたり、今回の作品のようにバトルもやりあえたり、生きてるという感じを分かち合える関係性は凄く素敵なんじゃないかと思います」と持論を語った。一方の荒木は理想を両親と明かし「田舎で育ったので、核家族ではなく、父の祖父母もいて、母の祖父母もすぐお会いできる環境だった。ご近所さんも教育してくれて、どこにいても“どこどこのお子さんがこんなことしていた”と耳に入る環境。地域に見守られて育つ、その環境下はありがたかったし、今でも帰ったら“がんばってるな”と声をかけてくれる」と話した。

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2023年4月20日のニュース