オーティス・レディングの息子 レディング3世さんが死去 59歳 「ザ・レディングス」のギタリスト

[ 2023年4月20日 07:25 ]

59歳で亡くなったオーティス・レディング3世さん(AP)
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 「ドック・オブ・ベイ」「愛しすぎて」「リスペクト」といったヒット曲で知られているソウル歌手、オーティス・レディング(本名・オーティス・レディングJR)を父に持つミュージシャンで、1980年代にファンク系のバンド「ザ・レディングス」のギタリストとして活躍したオーティス・レディング3世さんが、がんとの闘病の末に死去。19日に家族が明らかにしたもので59歳だった。

 AP通信が報じているもので、レディング3世さんは兄デクスターさん(ベース&ボーカル)らとともに「ザ・レディングス」を70年代後期に結成。「リモート・コントロール」などの曲がビルボード誌のランキング入りを果たし、80年から88年まで6枚のアルバムをリリースしていた。

 世界的な人気を誇った父オーティス・レディング氏は26歳だった1967年12月10日、自家用飛行機の墜落事故でバンドのメンバーら6人とともに死亡。そのときレディング3世さんは3歳だった。唯一の生存者だったトランペット奏者のベン・コーリーさんは2015年に67歳で他界。レディング3世さんは晩年に父のヒット曲をプライベートなステージで演奏していたと伝えられている。

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2023年4月20日のニュース