バカリズム R-1は「優勝しないほうがいい」と思うワケ「審査員している立場で言っちゃいけないけど」

[ 2023年4月20日 12:34 ]

バカリズム
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 お笑い芸人のバカリズム(47)が19日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)にゲスト出演。「R-1ぐらんぷり」では「優勝しないほうがいいと思っていた」と明かした。

 「R-1ぐらんぷり」は21年から「R-1グランプリ」に名称を変更したピン芸人日本一決定戦。30歳の時、コンビを解散し、ピン芸人となってわずか2カ月で「R-1ぐらんぷり」に出場し、決勝進出を果たした。昨年から同大会の決勝の審査員も務めている。

 バカリズムは「ピンになってすぐR-1ぐらんぷりの予選が始まったんですよ。コンビ解散した直後って何となくみんなから可哀そうな目がで見られる。それってお笑い芸人にとって一番邪魔。早くそれを払しょくしたかったので、ピンとしてR-1に出て、決勝に出ちゃえば、“ピンになって良かったね!”に変わるから、これは絶対に決勝に行かないといけないと思って出たんです」と並々ならず覚悟で挑んだと告白。「これで決勝に行くかどうかで、相当、変わるんでその先で。決勝に行くつもりで、ここは出ましたね」と振り返った。

 さらに「審査員している立場でこういうこと言っちゃいけないんですけど、当時の僕は優勝しないほうがいいと思っていたんです。2位、3位ぐらいがいいと思っていて」とぶっちゃけ。というのも「優勝しちゃうとそこからいろいろな番組に呼ばれるんですけど、それは優勝したから呼ばれるんです。2位、3位で呼ばれる人ってスタッフさんが好きだから呼ばれる。そうすると、向いている仕事が来やすいのは2位、3位だと思う」と持論を展開した。

 「その後も、R-1ぐらんぷりに何回が出てて、予選でインタビューを受けるんですけど、ずっと言ってたんですよ。“僕、3位でいいです!”って。でも、バッサリ全部いかれてた」とコメントがカットされたと苦笑。「趣旨が変わって来ちゃうから良くないことなんですけど、僕はその時はそう思ってた」と打ち明けた。

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2023年4月20日のニュース