尾上眞秀 史上最年少10歳“異例”の単独会見 通常は親や共演者が隣で付き添い

[ 2023年4月20日 05:00 ]

女形の仕草を見せる尾上眞秀(撮影・藤山 由理)
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 初代尾上眞秀(まほろ)として5月の「團菊祭五月大歌舞伎」で初舞台を踏む寺嶋眞秀君(10)が19日、都内で会見を行った。これまでは祖父の尾上菊五郎(80)や両親と一緒だったが、この日は関係者らが一緒に登壇することもなく、一人で取材に対応した。

 10歳の小学生が単独で会見を行うのは、芸能界では異例だ。NHK連続テレビ小説の子役や、歌舞伎の二世俳優らが会見をすることはあるが、通常は親や共演者らが隣に付き添っている。

 昨年8月には囲碁の藤田怜央初段(9)が史上最年少のプロ棋士となり、当時9歳4カ月で会見。受け答えは一人で行ったが、近くに関係者も座っていた。

 ≪市川左団次さん 代役立てず上演≫眞秀君が出演する「音菊眞秀若武者」には、15日に右下葉肺がんのため死去した市川左団次さん(享年82)が出演予定だった。松竹はこの日、代役などを立てることはなく「一部演出を変更して上演いたします」と発表した。左団次さんは「六月大歌舞伎」への出演も予定しており、こちらは「決まり次第、お知らせします」とした。

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