チュート福田 栄光のM-1優勝の1年後に訪れた危機 徳井に殺意を覚えた「生稲晃子事件」の真相

[ 2021年6月4日 05:30 ]

「チュートリアル」の福田充徳
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 お笑いコンビのチュートリアルが3日放送のABC「やすとものいたって真剣です」(水曜夜11時17分)に出演。2006年のM-1制覇から1年後に訪れたコンビ危機について明かした。

 史上初となる決勝で満票獲得のM-1を機に、チュートリアルは大ブレーク。仕事が爆発的に増えた当時の状況を福田はこう振り返る。「睡眠時間もなかったし、忙しかったし、ストレスも相当ありました」。精神的に追い詰められ、後頭部の髪をむしる癖がひどくなって、酒量も増加。超過密スケジュールをこなす中で2人の関係も変化し、「冷戦みたいな状態」(徳井)、「空気がめちゃくちゃ悪かった」(福田)という。

 そして、福田が感情を爆発させる決定的な出来事が起きた。2人で、あるクイズ番組に出演した時のこと。名前に「あき」のつく芸能人で、1人だけが回答したのは誰という設問で、意見が分かれた。「僕は生稲晃子さんやと思ったんですけど、徳井は勝手にアンジェラ・アキって書いて(フリップを)出して」。結果はアンジェラ・アキが2人で、生稲晃子が1人…。しかし、徳井からは謝罪の言葉もなく、「こいつマジで殺したろかな、と思いました」。あまりの悔しさに、福田は帰りのタクシーを途中で降りて、家まで泣きながら、歩いて帰ったそうだ。

 「今やったら、そこまでと思うけど、その時は感情がコントールできなくて…。積もりに積もったものがあったんでしょうね」と福田。その後、関係は修復し、今年で結成23年目を迎える。

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2021年6月4日のニュース