市川海老蔵「成長を感じております」 拍手の嵐で迎えられた長男・勸玄くん 京都南座で関西初お目見え

[ 2021年6月4日 19:52 ]

京都南座に初お目見えした市川海老蔵(左)の長男・堀越勸玄くん(C)松竹
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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(43)の長男、堀越勸玄くん(8)が4日、京都南座で開幕した「海老蔵歌舞伎」(13日まで)に出演。関西の劇場“初お目見え”を果たした。

 成田屋ゆかりの「実盛物語」では、母の敵で父・海老蔵演じる実盛と渡り合い、クライマックスで馬に2人でまたがると大きな拍手を浴びた。さらに、先日の明治座版から一部内容を変更した新作「KABUKU」では花道で飛び六方を踏み、客席も大喜び。2階席では思わず立ち上がってのぞき込むファンもいるほどだった。

 海老蔵は「歌舞伎発祥の地といわれる京都に建つ南座の舞台に倅の勸玄が立てたこと、そして親子で共演できたことは非常に感慨深く、とてもうれしく思っております」とコメント。さらにコロナ禍で激減する舞台を思い、「改めて1回の舞台の大切さ、ありがたさ、そして倅勸玄の成長を感じております。舞台に立つことができる喜びを感じながら、そして若者たちの活躍が日本文化の未来につながることを願って、千秋楽まで精いっぱい、つとめてまいります」と力強く結んだ。

 海老蔵は同公演終了後、今回の舞台でも脇を固める市川九團次(49)、中村児太郎(27)出演の「いぶき、」(17~20日=同劇場)の企画が控えている。

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