MIKIKO氏「悩み抜いた上で」辞任決断…自分の知らない企画案に「責任取れない」

[ 2021年3月27日 05:30 ]

振付師のMIKIKO氏
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 東京五輪開会式の実質的な責任者で昨年11月に辞任した振付師のMIKIKO氏(43)が26日、自身のツイッターでコメントを発表し「疑問を持ちながら参加するわけにはいかない、と悩み抜いた上で辞任の決断に至った」と経緯を説明した。

 昨年3月に五輪の延期が決定した後、同10月まで式典の準備が滞り、大会組織委員会からの連絡もなかったと説明。自身が知らない間にIOCに新たな企画案が提示されており「企画に一から関わっていない以上、責任が取れるものではありませんでした」と当時の心境を明かした。

 東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡っては、企画、演出の統括役である佐々木宏氏が、出演予定だった渡辺直美(33)の容姿を侮辱する内容の演出を関係者に提案していたことを認めて辞任した。

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2021年3月27日のニュース