サンド伊達、膀胱がん手術受けていた 早期発見「全身麻酔して切除できました」

[ 2021年3月27日 05:30 ]

「サンドウィッチマン」伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(46)が初期の膀胱(ぼうこう)がんを手術していたことが26日、分かった。自身のブログを同日更新し「無事に生還しました!」と報告。すでに仕事に復帰しており、25日は東京五輪の聖火リレー公式アンバサダーとして福島県で行われた出発式にも出席した。

 体に異変を感じたのは先月。痛みはなかったが血尿が出たため、病院で検査を受けたところ膀胱に2センチほどの腫瘍が見つかった。「病名は“膀胱がん”。ただし、早期発見のステージ1。腫瘍の根も浅く、全身麻酔をして全て手術により切除できました」とし「“がん”と言われ、かなり焦りましたが…何よりも発見が早く、無事に生還しました!」とつづった。

 高血圧を公言しているが、入院は人生で初。1週間入院し、その間の収録は相方の富澤たけし(46)が1人で務めた。今後は3カ月に1度の検査で経過をみていく。早期発見で復帰も早く「何事も早めの措置が大事なんですね」とした。6月の故郷・宮城県の聖火ランナーも予定通り務める。

 ▼膀胱がん 他のがんよりも初期症状が出やすいのが特徴で、血尿や頻尿、排尿痛で気付く場合もある。膀胱の内側にできた腫瘍は、内視鏡を尿道から入れ電気メスで切除し、表面にある場合は表面を削るのが一般的。進行した場合は全摘手術となる。50歳以上で罹患(りかん)することが多く、再発率が高いことでも知られており、患者は定期的な検査が必要となる。男女比は3対1。

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