ロバート秋山 猫の役作りのため「2カ月間、車の下で寝てました」“なりきり”ぶり主張

[ 2020年2月8日 16:20 ]

「キャッツ」の特別応援上映イベントに登場した高橋あず美とロバートの秋山竜次
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 お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次(41)が8日、都内で行われた映画「キャッツ」の特別応援上映イベントに登場した。

 このイベントは同作品の大ヒットを記念して行われ、思い思いの猫に扮した観客が上映中に“猫流”の応援を繰り出すというもの。詰めかけた観衆は頭に猫耳を乗せたり、サイリウムやタンバリンで歌のシーンを盛り上げたのをはじめ、中には本格的な猫のコスプレで来場した熱心なファンの姿も。

 応援上映後に挿入歌を歌いながら姿を現した秋山は、自身が日本語吹き替え版で声優を務めた太っちょの紳士猫・バストファージョーンズになりきっていて、顔のメイクや衣装はもちろん、油性ペンで手のひらに肉球、甲に毛まで描き足すといういれ込みよう。

 真偽のほどは定かではないが、秋山は同作の声優を務めるにあたり「信じてもらえないかもしれませんが、2カ月ぐらい基本的に車の下やボンネットの上で寝たり、小腹が空いたらチュール(猫用のおやつ)を食べたりしてました」とのこと。「今日はトイレにも行かず、この劇場のすみで下に(猫用の)シートを引いて用を足しました」

 そして猫へのなりきりぶりはさらにエスカレートし、同作のキャンペーンで福岡を訪れた際には「ホテルを用意すると言われたんですが、断ってペットホテルに泊まりました。まあ狭くてきつかった。ほかのワンちゃんたちも騒ぐし」と言い張り、観客の笑いを誘っていた。

 とはいえ観客たちの応援熱には心から驚いたようで、「本国も盛り上がってるらしいけど、こっちの方が盛り上がってるって言いたいよ。本国見てるか!」と、合作映画なので具体的にどの国に対してなのかは不明だが、米国もしくは英国の観客に挑戦状を叩きつけていた。

 イベントには、日本語吹き替え版でグリザベラ役を務めた歌手の高橋あず美(33)も登場し、挿入歌「メモリー」をライブで披露した。

 同作は全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど、1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けてきた同名ミュージカルの映画化。「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバー氏(71)らが制作に名を連ねている。

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