織田梨沙「いだてん」で大河初出演「素晴らしい経験」田畑に反感の日系2世役 ロス五輪編PR番組で初語り

[ 2019年8月3日 15:30 ]

「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で大河ドラマ初出演を果たす織田梨沙(中央)(C)NHK
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 今年5月公開の映画「コンフィデンスマンJP―ロマンス編―」のモナコ役などで注目される女優の織田梨沙(23)がNHK「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演を果たす。

 大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦。オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。

 物語は第2部の大きなヤマ場、日本が金メダル7個、銀メダル7個、銅メダル4個を獲得した1932年のロサンゼルス五輪編に突入。第29回(8月4日)は「夢のカリフォルニア」、第30回(8月11日)は「黄金狂時代」、第31回(8月18日)は「トップ・オブ・ザ・ワールド」。

 織田が演じるのは、ロサンゼルスのリトルトーキョーで日本食レストランのウエートレスとして働く日系2世・ナオミ。ロス五輪で日本選手団が活躍したら日系人への迫害がひどくなるのでは…と危惧し、水泳全種目制覇を狙うと豪語する総監督・田畑政治(阿部サダヲ)の強気な姿勢に反感を抱く。

 織田は「自分自身が知らなかった日本の歴史や当時の人々の心境をナオミを通して知り、感じて考えたことはとても素晴らしい経験になりました。選手村の撮影では同年代の方々とのお仕事も初めてだったので、良い経験になりました」と大河初出演の感想。10分間のPR番組「『いだてん』田畑政治の夢の原点~1932 ロサンゼルスオリンピック~」(3日後5・05、4日後5・45、以降随時放送予定)でナレーションにも初挑戦した。

 PR番組は、まだ肌寒い今年4月に行われた水泳シーンの撮影を紹介。さらに、人物取材なども行う異色の大河ドラマ紀行「いだてん紀行」を手掛けるドキュメンタリー監督の山崎エマ氏が、ロス五輪をリアルタイムで体験している日系2世で今年100歳のタナベ・ナギコさんにインタビューした。

 織田は「ナレーションのお仕事は初めてだったのですが、お芝居とはまた違った面白さに虜になりました。日系2世のタナベ・ナギコさんのインタビューを聞いて、差別や偏見の中での息苦しい思いが心に染みました。世界と肩を並べられている今の日本は、ロサンゼルス五輪で活躍してくれた選手たちのおかげだったんだなと改めて気づかされました」と実感。

 「日本人が世界に認められ、世界に肩を並べるということは素晴らしいことのはずなのに、日系人だからということだけで苦しい、悔しい思いをしてきた人たちにとっては、素直に応援できなかったり喜べなかったと思います。当時のこの時代だからこそある葛藤が見えるのも、ロサンゼルスオリンピック編の見どころだと思います」と語っている。

 織田は2016年の映画「秘密 THE TOP SECRET」やTBS日曜劇場「99.9―刑事専門弁護士―」(16、18年)などに出演している。

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