宮本亜門氏、前立腺がんを公表 人間ドックで宣告「目の前がクラっときた」

[ 2019年4月2日 20:42 ]

演出家の宮本亜門氏
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 演出家の宮本亜門氏(61)が2日、自身のツイッターを更新。人間ドックで前立腺がんを宣告されたことを明かし、「『なんで自分が』と目の前がクラっときました」と心境をつづった。

 亜門氏は2月下旬、TBSの特番「名医のTHE太鼓判!春の芸能人余命宣告3時間SP」(8日後7・00)に出演するため、都内で人間ドックを受診。前立腺に影が見つかり、3月上旬に都内の病院で精密検査を受けた結果、同月中旬に悪性腫瘍と判明したもの。

 宮本氏は「先日、人間ドックで前立腺ガンと診断されました。気になる症状もなかっただけに、宣告されたとき『なんで自分が』と目の前がクラっときました」と報告。「この年齢で演出がますます面白くなり、100歳まで続けると考えていただけにショックでした。でも今は冷静に全てを受け入れようと思っています」と記した。

 関係者によると、腫瘍の大きさは約1センチ。前立腺は尿の排せつや生殖機能に関わる男性にだけある臓器で、胃、肺、大腸に続いて4番目にがんの罹患(りかん)者が多い。

 昨年には92歳になる自身の父が膀胱がんの手術を受けたことを明かし「僕も余計な心配などせず、前向きにできることを続けます」。治療は仕事に影響がないことも報告し「仕事に影響無く治療できるようです。僕を支えてくれた全ての人に感謝しつつ、生きている喜びを噛み締め、日々精一杯生きていきます」とつづった。

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2019年4月2日のニュース