木村拓哉 客席“潜入”映画観賞もバレず 観客の生の声に感激「スゲー嬉しいって…」

[ 2019年2月4日 18:28 ]

映画「マスカレード・ホテル」大ヒット御礼潜入舞台あいさつに登壇した木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(46)が4日、都内で行われた映画「マスカレード・ホテル」の大ヒット御礼潜入舞台あいさつに、メガホンをとった鈴木雅之監督(60)とともに登壇した。

 同映画の原作は人気作家・東野圭吾氏の累計355万部を突破した人気ミステリー「マスカレード」シリーズの第1作。連続殺人の次の犯行現場が高級ホテルと突き止めた刑事・新田浩介(木村)がホテルに潜入し、教育係に任命されたフロント係の女性・山岸尚美(長澤)と立場の違いから、衝突しながらも徐々に信頼を深め、事件の真相に迫っていく。

 本編で木村演じる刑事がホテルマンとして“潜入”するという設定にちなみ、同舞台あいさつ前の本編上映中の劇場内客席にサプライズで潜入し、観客と一緒に観賞した木村。そのことが観客に発表されると「えー!」と驚きの声が上がり、メガネとマスクで変装していた木村が客席から立ち上がると、悲鳴にも似た歓声が会場に鳴り響いた。

 劇場に潜入したことを観客にバレることはなかったかと尋ねられた木村は、映画終了後に会場の明かりが灯り、観客が一斉にお手洗いへと動き出した場面が1番苦しかったと明かし「最初、スタッフの方は『客席でケータイ電話を見ているのが1番自然』っておっしゃっていたんですけど、見渡す限り、映画が終わった後にケータイをいじっている方がいなかったので、東宝のスタッフの方が劇場で買ったパンフレットに目を通しているフリをしていました」と興奮気味に語り、「見終わったばかりの方たちはこういうことをお話しされているんだなっていうのがサラウンドで聞こえてきて、これは劇場に潜入しない限り体感できなかったと思うので、最初に(この企画を)伺ったときには正直どういうことって思ったんですけど、こういう場を設けていただいて今は感謝しています」と感慨深げに語った。

 また、鈴木監督から「批判の声はなかった?」と聞かれた木村は「正直なかったです。周りの方たちが言ってくださって“スゲー嬉しい”って思ったのは、『思ったよりあっという間だったね』とか『細かいところも含めてもう1回見たい』ってコメントをいただいて、楽しんでいただけているんだなって」と感激。自身の出演作を劇場で見るのは今回が初めてだったそうで「劇場内でお客様に僕らがサービスできるものって、現場で本当に全力で見てくれる人が楽しんでもらえるものを、現場で用意することしか俺はできないんだなってことを、もう1度考えさせられました」と熱く語った。

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