土屋太鳳歌う「心に響く曲」 作曲のつんく♂絶賛「思った以上 可愛い声」

[ 2019年2月4日 05:00 ]

つんく♂が書き下ろしたメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」をレコーディングする土屋太鳳
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 音楽プロデューサーのつんく♂(50)が、女優の土屋太鳳(24)に詞と曲を書き下ろした。日本テレビ系スペシャルドラマ「約束のステージ〜時を駆けるふたりの歌〜」(22日後9・00)のメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」で、土屋演じる主人公が劇中で歌唱する。

 五木ひろし、八代亜紀らを輩出した70年代のオーディション番組「全日本歌謡選手権」(読売テレビ)がドラマのモチーフ。歌手の夢を諦めかけた主人公が、現代から70年代にタイムスリップ。同番組に出場し、「幸せのセレナーデ」を歌う。

 つんく♂は番組側から「懐かしいけど決して古くない“心に響く曲”にしたい」と依頼を受けた。念頭に置いたのは、自身が小学生の頃に感じた70年代の空気感、そして音楽活動をする中で受け取った70年代の時代感。時代背景を意識して、レトロで切ない恋愛ソングを作り上げた。

 1月の曲収録で初対面。土屋は声にコンプレックスがあり、人前で歌うことが苦手。だが、つんく♂の「歌うのではなく、ささやいて」という助言を受け、「歌うんじゃない、これは心の声なんだ」と心が変化。落ち着いてマイクに向かい、可憐(かれん)に歌い上げた。

 つんく♂は土屋の歌声を「思った以上に明るい。時折お皿をこすったようにキュキュッとする、可愛い声の部分が出てきて個性的。魅力的な声をしてる」と絶賛した。土屋は「心を送る気持ちで歌わせていただきました」と笑顔で話した。

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