さっぽろ雪まつりに初の朝ドラ雪像 「なつぞら」広瀬すず感激“自身”と対面「あんなに精巧に」

[ 2019年2月4日 12:31 ]

「第70回さっぽろ雪まつり」を初訪問し、朝ドラ「なつぞら」で自身が演じるヒロイン・なつの雪像と対面して喜ぶ広瀬すず(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説100作目となる「なつぞら」(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)のヒロインを務める女優の広瀬すず(20)が4日、冬の祭典「第70回さっぽろ雪まつり」の開会式にスペシャルゲストとして参加した。

 2003年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)が手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 札幌市内の3カ所(大通会場、つどーむ会場、すすきの会場)で計194基の雪氷像が来場者を迎えるが、「なつ」を模した雪像も登場した。朝ドラを題材にした雪像が作られたのは今回が初。高さ3メートル、幅3メートル、20トン分の雪を要し、10日間延べ40人の作業により完成した。

 広瀬は「初めてさっぽろ雪まつりに来て、皆さんに作っていただいた“なつ”の雪像を見ました。あんなに精巧な“なつ”を作っていただけたこと、とってもうれしく思っています。雪まつりの会場は、寒さの中にも熱気がありました」と“自身”と対面して感激。雪像の「なつ」と2ショットに笑顔で「皆さんにも是非“なつ”の雪像を見ていただきたいです」と呼び掛けた。雪まつり開催期間中(4〜11日)、大通5丁目会場で見られる。

 朝ドラのヒロインがさっぽろ雪まつりを訪れたのも今回が初。北海道の印象を聞かれると「『なつぞら』のロケで出会った地元の皆さんの優しさの中で、撮影を進められています。北海道にロケでは、牛の乳搾りをしたり、馬に乗ったり、東京ではできない体験をたくさんさせていただいています。北海道に来るとパワーをいただいて帰ります。北海道はおいしいものばかり。今回も会場にはたくさんの出店が出ていて、楽しそうです」。広瀬の登場に、約1000人が集まった会場は熱気に包まれた。

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