活動休止の西野カナ 大切にした一般的な感覚…「カリスマ」と呼ばれることが重圧に

[ 2019年2月4日 07:30 ]

西野カナ 活動休止

音楽活動休止前最後のコンサートを横浜アリーナで開催した西野カナは、ファンに笑顔で別れを告げる
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 【記者の目】 女子大生シンガーとしてデビューした西野。ブレーク後も芸能人とあまり交友を持たず、大学時代の友人と定期的に集まって女子会を開いたり、旅行に一緒に行ったりした。

 大切にしたのは一般的な感覚。「人見知り」と言いながら、ライブ後は必ず取材陣に会い、記者の感想にも耳を傾けた。ただ、いつしか「恋愛ソングのカリスマ」と呼ばれるようになり、実像と乖離(かいり)していくイメージや重圧に苦しんでいた。

 昨年秋のバラエティー番組。作詞する時に友人の体験や意見を取り入れ“リアル”を追求していることが紹介された。すると、一部ネット上で「(自分の)体験談じゃないのか」「盗作だ」などと批判され、心を痛めたことがあった。友人を巻き込んでしまったショックは大きかったはず。休業中にゆっくりと友人たちと触れ合って、リフレッシュして戻ってきてほしい。(音楽担当・飯尾 史彦)

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