吉本新喜劇 4座長・4リーダーの新体制に 吉田裕「座長にすんのかい、せんのかいって感じ」

[ 2019年2月4日 12:40 ]

吉本新喜劇の新体制発表会見に臨む(前列左から)諸見里大介、清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫(後列左から)すっちー、川畑泰史、小籔千豊、酒井藍
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 吉本興業は4日、吉本新喜劇の新体制を発表。2月公演をもって内場勝則(58)、辻本茂雄(54)が座長が勇退する。3月以降は小籔千豊(45)ら4人の座長と、吉田裕(39)ら次期座長候補の4人の座員がリーダーに就任する新体制に。吉田は「座長にすんのかい、せんのかいって感じで。皆さんの心に残る新喜劇を作りたい」と自らのギャグを交えて意欲を見せた。

 小籔と川畑泰史(51)、すっちー(47)、酒井藍(32)の4人の座長に加え、新たに座員の吉田、清水けんじ(43)、信濃岳夫(37)、諸見里大介(36)の4人が次期座長候補として、新喜劇開場60周年を迎える3月1日にリーダーに就任。これから1年間、4座長・4リーダーの新体制で臨み、新座長を数名決定する。世代交代について小籔は「60年間、諸先輩方の頑張りやスタッフの皆さんに支えられてここまでやってこられた。気持ちを新たに70周年に向かいたい」と決意表明。「会社から期待されてるし(次期候補の)ケツにも火がついて頑張ると思う。台本を作る能力が座長として一番重要」と新リーダー4人にエールを送った。

 すっちーとのコンビで演じる“乳首ドリル”が老若男女に支持され、全国区の人気者となった吉田。会見前日の3日に、同じ座員の前田真希(39)との新婚旅行先のハワイから帰国したばかりだ。“乳首ドリル”について「これからやる機会は減りますが。でも、新しいパートナーを探そうかと思ってます」と吉田。「ボクも別な人で。吉田じゃなくても」とすっちーは笑わせた。事実、先日の公演ですっちーは違う座員と“乳首ドリル”を演じた。

 3月1日には新喜劇の座員110人全員がなんばグランド花月に集まり「60周年だよ!吉本新喜劇」を開催。小籔は「座員もオーディションで増やしていくことになります。以前、ジャニーズをやってた方とか、えげつない美男美女とかを求めてます。スキャンダルある方はOK。ボクシングの会長さんとか来て頂ければ」とボクシング連盟前会長の山根明氏(79)にもエールを送るなど、新体制移行へ構想を膨らませていた。

 なお、MBSテレビで「60周年だよ!吉本新喜劇」(2日後0・54)が放送される。

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